アメリカ旅③ ~ポートランド×お茶~
日本茶が海外でどう受け入れられているのか。
それを見るのも今回の旅の目的でした。
ポートランドはお茶屋さんに限らず、総じてハイセンスでおしゃれなお店が多く
街を歩いて回るだけで、とても刺激的です。
あらかじめ自分で調べたり、Airbnbでお世話になったハウスキーパーさんが
お茶にとても詳しくてお店を教えてくれたり、と幸運も重なって
いろんな雰囲氣のお茶屋さんを巡ることができました。
※クリーンなイメージのTEA BAR(こちらはDivisionのお店です)
※スタイリッシュなSTEVEN SMITH TEAMAKER
※アジアンテイストで落ち着くThe Tao of Tea
※黄色い風船がかわいいTHE JASMINE PEARL TEA
http://www.thejasminepearl.com/
ほとんどのお店でお抹茶を頼んでみたのですが、とにかく量が多い。
大きなお茶碗になみなみと入っています。
そして味が薄い。
普通のお抹茶の濃さだと苦過ぎるのでしょうか。
量もアメリカンサイズでないと満足感が得られないのかも。
日本のものが別の国に渡り、その土地に合わせて変化して、受け入れられていく。
そのさまをとても面白く感じました。
※STEVEN SMITH TEAMAKERのお抹茶。茶碗になみなみと入っています。
※The Tao of Teaのお抹茶をiPhone6Sと比べてみました。大きさが伝わるでしょうか?
※TEA CHAI TEのお抹茶はジョッキサイズ!
その後、ニューヨークやセドナでもお抹茶を試してみましたが、
総じて「大きい」「薄い」というのが印象的でした。
また、抹茶×フルーツジュース、煎茶×ハーブのような
日本茶にフレーバーをつけたものもよく見かけました。
異なる環境で生き残るための変化。
アメリカのお茶に見たある種の進化論。
私には、いつもの大きさ、いつもの味がちょうど良いみたいです。